2013年10月2日水曜日

「勝つために」(8)

持久戦

勝敗が早期に決まることを避け、時間の余裕を得て、チャンスを待つ戦いを持久戦と言う。

持久戦に持ち込むのは、こちらが不利な場合であり、チャンスを待つ時間は劣勢のまま我慢し、決戦の時期に備える。

バスケのゲームの場合、勝敗をわける時期まで、切り札は使わず、主力メンバーの体力を温存し、ファウルトラブルを避ける。

不利な状況の中でも逆転を狙える状況で耐えれば、勝負どころで戦力を集中し、ゲームをひっくり返すことが可能となる。

−鳥居雅夫− 参考「兵法」大橋武夫