2017年7月9日日曜日

◆郡山バスケトレセン活動教室No2★「学びを語る。」いじめと生徒指導!

◎上記は7月9日(日)、ふるさとの森スポーツパーク体育館9:00~12:00でトレセン活動を行いました。

★参加者は31名(男子17名・女14子名)

★指導者は鳥居センター長・岩田先生(あさか開成)


■【練習内容】男女合同練習・感想

1・トリブルドリル(強いドリ左右・レックスルー前後)
2・連続リバウンド50本(片足タップ)
3・ストレッチ二人一組(上肢、下肢、肩甲骨等)
4・体幹トレーニング(ボールをもって腕立て伏せ、腹筋、横跳び等)
5・GとCのドリル
Cは、1・エルボーシュート2・ギャロップ3・ポンプシュート4・ステップバック
Gは、1・移動3P2・ステップバック3P3・ワンドリシュート
6・5人速攻スパイラル(1番~5番)原型につなげる速攻。
7・5人速攻を生かす。5対5から5対4アウトナンバー仕方。
8・ゲーム(男女3組)
※ゲームのねらいは、ボールを前につなげる。空いたらシュートする。パスがなければ1対1突破する。

※5人速攻から、ねらいを意識的やろうとしていた。
それが高校バスケに通用するようになる。
※後は体幹とシュートの確率をあげる。(フォームが不安定でキャッチミートが出来ていない。)

★今回も保護者の声援に負けていますね。
※自分の練習、自分の受験です。(負けるな!)
★夏を制するものは、受験を制する。
★勉強もバスケも体力勝負です。


■【センター長の独り言】
※子のぶつかり、見守りつつ。

★学校現場では今、いじめへの感度を高め、見逃さないことが大事だと言われます。それが間違っているとは思いません。
ただ、子供が嫌な思いをしないよう、先生がすぐ介入するとどうなるでしょうか。
★嫌な思いというのは個人差が大きい。それに、どんなことをしたら人が嫌な思いをするかは本来、人と人がじかにぶつかり合いながら学んでいくことであるはずです。

★学校生活では、ぶつかり合う場面がたくさんあります。たとえば合唱祭。パート練習でそろわない、リーダーの言うことを聞かないなどであつれきが生じます。遠足のバスの席決めも、皆が満足ということは少ない。
部活動でも、成果を上げたい子と楽しみたい子は違う思いをもって練習に参加しています。
何かを達成する過程で、自分と他人の気持ちに折り合いをつけることを学ぶのです。

★でも今は、叱咤激励でも相手が苦痛を感じたら、いじめになってしまう。
学校は人とかかわる体験ができる貴重な場なのに、今いじめへの対処は、その場面をどんどん消しかねません。ぶつかることがなくなった結果、子どもの育ちがどうなるかが心配です。

★学校現場では、いじめがおきにくい生徒指導についてよく相談を受けます。
不当だと思うときは断ったり、相談したりする力を身につけることが重要です。
人に何かを頼んで断られる場合があることも学ぶべきです。

★相手のことを考え、自分でも言うべきことは言う。
その大切さに子ども自身が気づき、いじめが起こりにくい状態にしていことが必要だと考えます。
(東京理科大教授・中村豊さん)