◎上記は7月16日(日)のトレセン活動をあさか開成で9:00~12:00、指導者は鳥居センター長・岩田先生・小手森先生で行いました。
◎参加者49名(男子29名、女子20名)
◎今回もあさか開成のマネージャーさんに受付をお願いいたしました。
受講生に対応がいいと、好感度最高です。
感謝しています。
■【練習内容】感想
1・小手森先生のファンダメンタル受講生に評判が良く、ミニ・中学生に広めて、ご指導を受けるといいですね。
2・岩田先生の体幹トレーニング8種類をご指導してもらいました。
バスケで大切ものは、シュートと体幹強化です。自宅で勉強の合間に体幹と目のトレーニングをやって下さい。
3・ゲームは、前回同様ねらいを前につなげる、空いたらシュートする、パスがないときは1対1で突破する。
※今は形から入っていますが、理解してきたら、個々の技術を高めるように展開していく。
★体育館の蒸し暑い中、生徒と保護者の一生懸命な何かが?、一体感か、空気感か、私はこの空気感が好きです。
(愛しています。ありがとう。)この言葉が多いと心が幸せになりますね。
■【センター長の独り言】教え子に愛しています。ありがとう。
★※昔の話しで、今の受験生にはマッチしないと思いますが、安積が男子校のときに、考査一週間前は部活動禁止なります。
上位大会が決まっいるクラブ部だけが、1時間程度の練習が認められます。
※しかし、野球部は夜の7時~8時まで練習していました。
私は考査が近いので、心配して勉強大丈夫か、野球部員は私に「先生、甲子園は俺にとって、一生に一度のチャンスなのです。」
「受験は毎年、受験できるんです。」
今、甲子園にかけているんです。
※その子は県決勝で野手からピッチャーにコンバートされ、しかも接戦で敗れてしまいました。
※その時の応援は全校生徒応援、OB.保護者や家族、地域住民、商店街と市民あげての大応援団です。
※安積野球部員は日ごろから、好かれていたのです。
※その生徒は現在脳神経科先生として活躍しています。娘さんにも積極的にトレセン活動に参加させていました。
★「私は教え子に、人生とは何なのかなと考えさせられました。」
★これまで、情熱をもってバスケをやっていられるのも教え子(生徒)から多くを学んだのかもしれません。
■【センター長の独り言】将来考えるためのキャリア教育は!
★※昔は、勉強していい大学に入れば良い会社に入れて、生涯安泰だと言われました。
※そんな時代が終わったのを痛感させたのが、1997年の「山一証券破綻」です。
良い会社に入れば安泰というそれまでの定石が崩れ始めたのです。
キャリア教育が奨励されたのはその頃からです。仕事を含め、自分の人生や生き方について主体的に考える力をつけなければいけないという流れになりました。
※今の子供たちにとっては将来の見通しを持つことが難しい時代です。
子供自身が自分で考えて模索できる力量をつけるのが、キャリア教育の本質なのです。
※親子で話し合うのもいいですね。親はこどもに「どの職業の体験に行きたいの」と尋ね、子供は親に「どうして今の仕事を選んだの」と質問する。
そんなやりとりを通して子供が考え、話す機会を増やすことが大事です。
※もう一つは、株式投資など「お金もうけ」の学習についてです。
これも悪いことではありません。ただしその際、お金はあくまでも労働の対価として得られるものだということ、社会への貢献という意識も必要だということ、自分だけの幸福を求めずにハンディのある人を見捨てないこと、という姿勢もしっかり教えて欲しいと思います。
(教育評論家・尾木直樹)