◎上記の画像は練習の内容を事前に説明して、ゲームのどんな場面にプレイするのか。
コード上では自分で考え判断できるようにする。
◎ゲームではミスをした選手を叱咤することではなく、ゲームの流れで選手と共に戦術を考え、判断させるヒントを与える。
◎練習(トレセン)は指導者も選手といしょに楽しく、考えて技術の向上に繋げています。
■【鳥居センター長の独り言】評議会科学委員会(日体大伊藤教授から)
◆選手の欲求を満たすことが、パフォーマンスを上げ、人間性を育てる。
★「有能感」これは純粋に「成功したい」
★「自律感」自分の思ったとおりにやりたい。自分で決めて自分で動きたい。
★「関係性」仲間の中に入りたい。仲間と良い関係を築きたい。
この3つの欲求を満たすことができれば、モチベーション、パフォーマンスも上がります。スポーツを通して、包括的な人間的成長ができるのではないでしょうか。
◆「教える」ことにとらわれず、選手に「意思決定」の機会を。
★日本人はテクニックは上手いが、試合なるとうまくいかない。コーチたちが「教えなければならない」ということにとらわれていると、ゲーム中心の練習はうまくいかないことが多い。
◆合理的な練習ではなく「PIay Ppractice」
★大人たちがよかれと思って教えて込んでいることは、子どもたちのクリエイティを奪っているかもしれない。「PIay Practice」(遊びを練習にしちゃえと、ワクワクする練習しちゃう。)
◆「コーチが変われば選手は変わる。」
★選手は「はい」としか言っていなかったんです。つまり、指導者は教えすぎていたのです。
★指導者は「TGROWモデル」を使う。
「何をやろうとしたの?」「実際どうだった?」「他にやり方ある?」「じゃあそれをやってみよう?」というような類の質問を投げかけることで、選手自身の考える力を育ていくことを目指します。
(アスリートセンタード・コーチング:選手を変えるのではなく、コーチ自身が変わる。)